動画で紹介

大将のこだわり

丼物にこだわり、東京や京都など有名店を巡り天婦羅や和食を食べ歩き研究を重ねてきました。
毎回、お客様の反応を見て卵の出汁が気に入ってもらえていると気付くと、それをいかしたメニューを増やしたり、温泉玉子にしてみたりして、これはいけると思ったら即メニューに追加しています。
何回も試作して納得するまで味見をしています。だから自分が作る調味料の配合には寸分の狂いもなく自信があります。
かつ丼や天丼、玉子丼などの味の原点、それは「出汁」だと思います。その「出汁」にこだわった自分にしか出来ない味にこだわり納得するまでとことん研究をしています。
話はそれますが、今、特に自信があるのは、定食にかけている自作の「ポン酢ドレッシング」です。これをつけると若鶏の揚げ物とササミフライが最高に美味しくなる。
逆転の発想で、料理のためのドレッシングではなく、ドレッシングのための料理を提供させていただいているのだと自分では思っています。
すると月替わりメニューの予定だった鶏のささみフライの評判が良すぎてやめられなくなりました。(笑)
見ためは普通でも一口食べたら「これは一味違うぞ!」と思ってもらいたいんです。
これからもお客様が驚くような料理を作っていきたいと思っております。

仕事人の紹介

大将 世古隆いかに1つのものに対して突き詰めることが出来るか。そのひとつをどこまで突き詰められるか。もうみんなが「ここまでやな」と思うところをもう一段上を突き詰められるか。 どんぶりとは、簡単なようで簡単でない。簡単なように見えるけど、実は一番難しい料理。誰もが納得してくれる味、想像してた味、想像以上の味を作れるかどうか。それがどんぶりという形やと自分は思います。 10年後は中身はそんなに変わってない。10年後に僕が作る同じどんぶりの方が美味しい気がします。日々研究し進化し続けたいから、今僕が自信をもって作るカツ丼より、10年後に作るカツ丼の方がもっと美味しいもの作っている自信があります。
若女将 世古美嘉 若女将は何をやるのにも不安な感じがする。おっちょこちょいで、仕事に対してまだまだ足りんなっということばかりやけど、お客さんを相手するときとかは、その足りんくらいの方が多分お客さんにとって安心するんじゃないかなぁと思って「いいパートナーやなぁ」とは思っています。 仕事の中身的には全然駄目やけど1個足りん感じがお客さんにとって話しやすいってことに繋がるんちゃうかなぁって思います。(世古隆 談)

大将は仕事に対して厳しい人なんですけど、仕事のこだわりとかは手の届かないところにいる人なんです。 でも常に自分のところに降りてきてくれますね。常に見てくれているんです。私の事を後ろから。 その安心感たるやとんでもないものがありまして、厳しいところでいつも怒られながらもいつも安心して仕事が出来る・・・そういう存在です。(世古美嘉 談)
大女将 世古きみ子先代の主人から息子夫婦へお店が引き継がれ丼専門店として、主人の時もそうでしたが、私は主人の仕事に対しては一言も口出しをしませんでした、息子夫婦へお店が引き継がれましたが、これからも同じだと思います。これからは息子夫婦が店を盛り上げていけると信じております。息子夫婦を笑顔でサポートするのが私の仕事だと思っております。